
『若き見知らぬ者たち』内山拓也監督×磯村勇斗 “主人公の交代劇”への挑戦【CINEMORE Director’s Interview】
自主映画『佐々木、イン、マイマイン』(20)で鮮烈な印象を残した内山拓也監督が、ついに商業長編デビューを果たした。主演に磯村勇斗を迎えた本作『若き見知らぬ者たち』では、将来に希望を持てない理不尽な環境に身を置きながらも、懸命に生きようとする若者を描き出す。容赦の無い現実を描きながらも、映画的手法を駆使して希望を感じさせる物語を生み出した。内山監督と磯村勇斗はいかにして本作を作り上げたのか。2人に話を伺った。
『若き見知らぬ者たち』あらすじ
風間彩人(磯村勇斗)は、亡くなった父(豊原功補)の借金を返済し、難病を患う母、麻美(霧島れいか)の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平(福山翔大)も同居し、同じく、借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人の日向(岸井ゆきの)との小さな幸せを掴みたいと考えている。しかし、彩人の親友の大和(染谷将太)の結婚を祝う、つつましくも幸せな宴会の夜、彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまい――。
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『若き見知らぬ者たち』
磯村勇斗 岸井ゆきの 福山翔大 染谷将太
伊島空 長井短 東龍之介 松田航輝 尾上寛之 カトウシンスケ ファビオ・ハラダ 大鷹明良
滝藤賢一 / 豊原功補 霧島れいか
原案・脚本・監督:内山拓也
©2024 The Young Strangers Film Partners
10月11日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開
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