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「メタ」が“第三者機関によるファクトチェック”の廃止を発表 ザッカーバーグCEO「誤りが多発し検閲が行き過ぎていた」

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アメリカのSNS大手「メタ」は7日、第三者機関による虚偽情報の判別「ファクトチェック」を廃止すると発表しました。

ザッカーバーグCEO:
誤りが多発し、検閲が行き過ぎていた。原点に戻って誤りを減らし、ポリシーを簡素化させて、プラットフォーム上での表現の自由を回復することに集中する。

メタのザッカーバーグCEOはこのように述べた上で「フェイスブック」や「インスタグラム」などで、これまで第三者機関に委託していた「ファクトチェック」を、今後数カ月をかけて廃止すると発表しました。その代わり、誤解を招く投稿などがあった場合に、利用者同士が内容を補足する「コミュニティーノート」と呼ばれる方式を導入します。

これはイーロン・マスク氏が保有する「X」が導入している方式で、制限や削除される投稿は減っていて、ザッカーバーグ氏は「我々が防げる有害な情報は減るが、問題のない投稿が削除されるケースも減る」と話しています。

一時期は投稿の検閲を巡りトランプ次期大統領と関係が悪化していたザッカーバーグ氏ですが、今月20日の大統領就任式に100万ドル=日本円にして1億6000万円近くを寄付するなどしていて、就任前に急接近を図っている形です。

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